
11月15日の朝、めるがこの世を去りました。
晩年は足を痛め、先生からは「うさぎは足を悪くすると…」と言われていました。
でも私達が驚くほど元気なままで、以前のように外を走り回ることは出来なくなっていましたが、ななに威嚇したり、むくやみみと遊んだり、食欲も旺盛で、いつも通りのめるでした。
しかし、突然動きが鈍くなり、食事も水も手伝わなければ思うように口にできなくなり、眠った彼女におやすみと声をかけたのが、最後となりました。
横たわっためるは、近づけばいつも通り飛び起きそうなくらい、呼べば目を開けてくれそうなくらい、穏やかな顔をしていました。
まるで本当に、ただ横になっているだけで。ただいつも通りなだけだと思うくらいに。
悪い夢をみているだけで、ドアをあけてケージを見れば、そこにめるがいて、またじっとこちらを見てくれているのではないかと何度も思いましたが、
めるの食べ残した牧草と水があるだけで、めるの姿だけがないので、
またそれは、庭でお食事でもしてるんじゃないかな、と
そんなことばかりを考えて、めるの姿を探してしまいます。

どこまでも自由奔放で、警戒心が強く、でも甘えん坊な可愛いこでした。
暗くなったのにケージに入るのを嫌い、遅くまで追いかけっこをしたこともありました。
でも戻った彼女は 「はー、つかれた」 とばかりに、水をたくさん飲んで、私のお説教が始まると、逃げるようにケージの隅で背を向けるのです。
たくさん困ることもあったけれど、その全てが楽しかったです。
めるが家族になってくれたことは、私達にとってとても幸運なことでした。
でも、私達が彼女にしてあげられることは、もっとたくさんあったのかもしれません。
もっと、わくわくするようなことや、美味しい物や、心が満ちる環境を。
あのとき、眠っためるをひとりにせず、ずっと側にいてあげられたら
もう、どうしようもないのに。悔やんでなりません。
情けなく、泣いてしまうばかりですが、
たろ、みみ、むく、ななに助けを借りて、前向きに過ごしていこうと思います。
めるがいない生活を理解して、縋ったりしないように、しっかりしなければ。
ブログは今まで通り、続けていきます。
何かに集中するのがいいですね。じっとしていればボーっとしてしまうので。
今まで、ななの生活と共に、めるのことを見てくださっていた皆様に、お礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
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